地元野菜と国産鷄のうま煮御膳

お店訪問

地元野菜と国産鷄のうま煮御膳

県道から曲がりくねった細道をすこし登ると、可愛らしい手書き看板が目印の「食堂 Gozu」が現れます。店名の由来は、近くの牛頭谷から。木の温もり溢れる店内は、お家のようにくつろげる雰囲気で、毎日のように通う常連さんもいるそう。

自家製ラー油とごまの香ばしさが後を引く「てんてん担々麺」や、桜花塩がやさしく香るあっさり味の「てんてん さくらラーメン」、クリーミーな豚骨パイタンベースの「てんてん しょうゆラーメン」など。お好きなラーメンと丼やご飯ものの組み合わせを選べる、ラーメンランチが人気です。

「修行時代に徹底的に叩き込まれたのが、素材の旨みを最大限に生かすこと」と語るのは、ユーモラスな語り口のマスター。もともと洋食屋さんで修行したマスターの作る中華は、素材の旨味がぎゅっと凝縮され、あっさりと上品な味わいです。その醍醐味が味わえるのが、「地元野菜と国産鷄のうま煮御膳」です。

下味をつけてじっくり揚げた鶏肉は、ジューシーでふっくらと柔らか。玉ねぎに金時人参、スナップエンドウ、しいたけ、キクラゲなど。食感を楽しめるようざっくりと大きめに切った県産野菜と合わせて、仕上げに出汁が効いた熱々のあんをたんぷりと。鶏肉と野菜の旨みを、とろみのあるあんでぎゅっと閉じ込めました。ごはんやパリパリした中華麺と絡めて一緒にどうぞ。

夏場は、ふもとのキャンプ場に出張販売などもしてくれるそうです。さっぱりして手が止まらない、やみつき中華をぜひご賞味ください。